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アラダスのメンバーは一癖も二癖もある個性派揃い!
■文章を書く(5) 書き方のコツ/起承転結にまとめる
〔今回のキー・センテンス〕
まずは大筋を決めてから
こんにちは。
うっきーです。
今月(6月)も明日で終わり、週明けからは7月です。
ここのところ雨天や曇天が続いた大阪も、きょうは好天となって暑い一日です。
ということで、なんでも先取りタイプのぼくは、ハーパン&タンクトップにビーサンという格好で心斎橋を闊歩しましたが、さすがにちょっと浮いた感は否めませんでした(苦笑)
さて、今回のテーマは「起承転結にまとめる」です。
そもそも「起承転結」とは、漢詩の世界で絶句(ぜっく)と呼ばれる四行詩の構成からきています。
それはつまり、
第一句(起句)で詩意(その詩に込めた作者の意図)に触れ、
第二句(承句)でその詩意を受け、
第三句(転句)で内容を発展させ、
第四句(結句)で全体を結ぶ
ことから、物事の順序や文章の構成、組み立てなどを指す言葉として広く使われるようになりました。
ということで、実はこれがそのまま今回の結論になってしまうのですが(苦笑)、
要は、文章を書く際に、
(1) これから何を書くのかという意思表明
(2) それを書くことにした理由や、記載内容の正当性(理論)など
(3) 分かりやすく説明するための具体例
(4) 結論(だからこうなのです的な)
以上のことを念頭に置いて書くことが大切です。
このときありがちなのは、こうしたことを決めずに書き始めることです。
これをしてしまうと、書いてる途中で芯がブレ、オチがどこにあるのか分からず、下手をすると支離滅裂な文章となってしまいます。
そこで、それを防ぐためには、準備段階として箇条書きにした各文を眺め、芯となるものを4つ選び、それを起承転結の各論点とすることです。
ちなみに、起承転結と似たものに「序論 本論 結論」というのがあって、こちらは主に論文(意見文・説得文)を書くときに用いる用法です。
起承転結に対応させると、
起=本論/承転=本論/結=結論 となりますが、使い分けとしては、物語や読み物の類が起承転結、それ以外を序論 本論 結論 とするのがよいでしょう。
なので、ビジネスにおいては起承転結よりも序論 本論 結論の方が向いていると思います。
また、ひとつの変形スタイルとして、「結論を先に述べてしまう」というのがあります。
つまり、(1) ぼくはこう思う! (2) なぜならこうだから! (3) ね、そう思うでしょ? というような書き方です。
結論に至るまでにダラダラと御託を並べて飽きられてしまうよりは、先に結論を提示してしまった方がインパクトがあります。
ただし、これには弱点もあって、最初に強いインパクトを与えてしまうと、その分だけ相手は理由に期待する可能性があるので、そこで大したことを言えないと、かえって台無しというか、だいぶんガッカリさせてしまうかも知れません。
なので、やはり最初はありふれた手段であっても、常套法でゆくのがいいと思います。
■次回予告
考えちうw
〔今後の予定〕
*5W1H(4W1Hとの違い)
*ひらがなにするか漢字にするか など
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うっきー
仕事分担 事務全般を扱えたらカッコいいなと思いながらするような仕事
血液型 典型的なB型
紹介文 IT企業に雇われながら、コーディングもデザインも丸きり分からず、ひとしきり「Macってスゴイね~」を繰り返す。 トイレ掃除と洗い物までのスキルは習得済み。文系なんで緻密な計算はできませんが、ドンブリ勘定はお任せください。あと、簡単な難読漢字も読めます! え? プロフ画像が「おさる」じゃない? コアラって、おさるの仲間じゃないんですか?汗
コメント 全力解析中…びびび