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アラダスのメンバーは一癖も二癖もある個性派揃い!
■文章を書く(3) 書き方のコツ/肉付け
〔今回のキー・センテンス〕
ぶっきらぼうで子どもっぽい文章は避けましょう!
こんにちは。
うっきーです。
明日は友人に誘われ、淀川の河川敷だかでお花見BBQの予定なのですが、今朝からぼくの雨男ぶりが発揮され、早くも明日のイベントが危ぶまれます(汗)
さて、今回のデーマは「箇条書きに肉付けする」です。
前回は箇条書きの内容を以下の4つに絞り込みました。
*スマホケースが欲しい
*赤いのがいい
*指紋の目立たないのがいい
*樹脂系の素材はイヤ
1コンテンツあるいは1ページに収める内容としては、この程度で充分ですから、次はこれに肉付けをしてゆきましょう。
肉付けの基本は「なぜ?」(理由)です。
たとえば、「なぜスマホケースが欲しい」のか?
その理由を加えることが肉付けになります。
*スマホケースが欲しい
〔理由〕本体を傷つけたくないから
*赤いのがいい
〔理由〕お洒落にしたいから/目立たせたいから
*指紋の目立たないのかいい
〔理由〕指紋の跡がついていると汚く見えるから
*樹脂系の素材はイヤ
〔理由〕ぺたっと肌に吸い付く感じがイヤだから
こうした理由を思いつく限り書き出してみましょう。
また、そこから連想される事柄を加えてみるのもOKです。
ただし、前回までに削除した項目を加えるのはダメです。
それをしてしまうと元の木阿弥となってしまいます(汗)
つまり、ある程度の制限を加え、その範囲で内容を膨らませることが大切で、それを怠って(あるいは無視して)しまうと、結局は要点のまとまらないダラダラとした文章になります。
〔肉付け後の文章〕
ぼくは今回、スマホケースを買うことにしました。
なぜ、そうしたかと言うと、新しく買ったスマホに傷をつけたくなかったからです。
そのスマホケースですが、赤いのを考えています。そこには、目立つ色目でお洒落に飾り、人との差別化を図りたいというねらいがあります。
ただ、赤ならなんでもよいという訳でなく、どんなにキレイな赤だったとしても、指紋の跡がつくものは汚く見えるので避けたいです。
また、樹脂系の素材を使ったものは、ぺたっと肌に吸い付く感じが苦手なので、これも避けたいです。
このように、箇条書きに肉付けをすることで、それなりの文章となりました。
このときに気をつけるのは、文と文をつなぐ役割をする接続詞の使い方です。
接続詞(また/そして/つまり/しかし など)は、接着剤のようなものですから、
その役割を充分に意識しながら適所に使ってください。
もしも接続詞を使わないと、こんな感じになります。
〔肉付け後の文章/接続詞なし〕
ぼくは今回、スマホケースを買うことにしました。
なぜ、そうしたかと言うと、新しく買ったスマホに傷をつけたくなかったからです。
そのスマホケースですが、赤いのを考えています。目立つ色目でお洒落に飾り、人との差別化を図りたいというねがいがあります。
赤ならなんでもよいという訳でなく、どんなにキレイな赤だったとしても、指紋の跡がつくものは汚く見えるので避けたいです。
樹脂系の素材を使ったものは、ぺたっと肌に吸い付く感じが苦手なので、これも避けたいです。
この文章、
何やら子どもっぱいというか、ぶっきらぼうな印象を受けませんか?
そう思うと、わずか数文字の言葉ですが、接続詞の役割が重要だと気づきます。
ぼくは、本文に対するのと同じくらいの気遣いが必要なんだと考えています。
お客さまの顔を見て話せる訳でなく、webやパンフレットは一方的に伝えるだけですから、それを読まれたお客さまの反応というものについては、まったく分かりません。
故に、こうした文章を作成する上では、常にお客さま(相手)のことを思わなければいけないのです。そして、webやパンフレットは、ただ自分の思いや考えを伝達するだけの道具ではないのです。
■次回の予告
一文を短く
〔今後の予定〕
*起承転結にまとめる
*5W1H(4W1Hとの違い)
*ひらがなにするか漢字にするか など
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うっきー
仕事分担 事務全般を扱えたらカッコいいなと思いながらするような仕事
血液型 典型的なB型
紹介文 IT企業に雇われながら、コーディングもデザインも丸きり分からず、ひとしきり「Macってスゴイね~」を繰り返す。 トイレ掃除と洗い物までのスキルは習得済み。文系なんで緻密な計算はできませんが、ドンブリ勘定はお任せください。あと、簡単な難読漢字も読めます! え? プロフ画像が「おさる」じゃない? コアラって、おさるの仲間じゃないんですか?汗
コメント 全力解析中…びびび