こんにちわ。

またまたご無沙汰です。
とおるちゃんです。

今回は先月発売日が決定した次期 OS Windows の新モデルについて少し。

新モデルは２つ.。

　Windows 8　（１０月２６日発売）
　Windows Server 2012　（９月発売）

　※さらにそれぞれに様々なエディションが存在します。

クライアント用の Windows 8 についてはまた今度ということで、
今回の主役は、Windows Server 2012 です。

Windows のサーバー製品に造詣のある方ならご存知でしょうが、
開発完了時に発表された名称 Windows Server 2012 に付けられた
「Release Candidate（RC）」は、「製品候補」の意味です。
RC は、

　「マイクロソフトとしては、そのまま製品となっても問題ないが、念のため広く意見を求める」

という位置付けで、原理的にはそのまま製品となってもおかしくありません。
ですが、これまでを振り返ると最低1回の修正が行なわれており、
RC を修正したものが製品版になっています。
ちなみに製品版は「RTM（Release to Manufacture）」と呼びます。

従来だと、RC が登場してから製品が登場するまで４、５カ月くらい、
RTM から一般販売するまでも２カ月くらいかかっていました。
ところが Windows Server 2012 は、RC から RTM までが２カ月、
RTM から製品発売までが１カ月という短さです。

Windows 用パッケージソフト、ストレージなどの各メーカーは
この短い期間ですべての機能を調査、検証しなければなりません。
ソリューションベンダーも同じく何がどういった形で提供できるのかを知っておく必要があります。

私も何度も経験していますが、エンジニアの悲鳴が聞こえてきそうです。

「マイクロソフトさん、まぁ、そうあせるんじゃ～ない。」