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こんにちわ。

とおるちゃんです。

今回は開発言語のシェアについてお話をしたいと思います。
 

ソフトウェアの品質管理サービスを提供しているTIOBE Softwareが、
主要な検索エンジンの検索結果を基に、
開発言語のシェアランキング「TIOBE Programming Community Index」を発表しています。

※検索エンジンでの検索結果を基にしているためメーカー系言語や
　制御系開発業界（家電、自動車、エレベーターなど）のシェアは必然的に低いものとなります。
　情報漏洩防止などのためにメーカーなどでは
　閉ざされたネットワーク上で開発作業を行っています。
　そのため技術情報の検索行為が行えません。

TIOBE index



Java

　１度は C に首位を奪われましたが長期間１位を堅守しています。
　制御系が現れにくいランキングですが、
　クライアント向けサービス用開発言語としては群を抜いています。

C / C++ / C# / Objective-C

　C 系言語は合算しますと Java をはるかに上回る圧倒的なシェアを誇っています。
　Objective-C は間違いなく iPhone アプリ開発のおかげで上昇しています。

Python / Perl / Ruby

　2007年、2010年に年間最優秀言語に選ばれた Python ですが、
　またまた早々に順位を落としています。
　Perl の後継言語としての地位は確保しているのですが、
　なんというか地味ですね。

　いっそのこと Ruby も Python も一つにしたら？
　え？Ruby がいらない？

PHP

　今回一番下げ幅が大きかったのが PHP です。
　ブラウザ内でのサービスはそろそろ限界が来ている証か？

Visual Basic / .NET

　.NET  になって以降 MSDN ですべて解決するイメージか？
　※マイクロソフト内で検索するため本ランキングでは上位に上がってきません。

Lua

　前年２４位から１３位にランクイン。
　実行時コンパイル方式であることが弱点といえば弱点だが
　バッチ処理系などは高速になりそう。

D

　前年３０位から２０位にランクイン。
　C の後継を目指すマルチパラダイムプログラミング言語。
　まだまだ IDE とかもいいのが無くてこれからな言語ですが、
　まるっきり C#！
　というか C# が Java のパクリだからまるっきり Java！

Delphi / Object Pascal / Pascal

　がんばれ！Delphi！
　とおるちゃんはネットワーク畑出身ですが、９８年ぐらいに使ってました。

Lisp

　Perl / Python / Ruby の先祖。
　そういえば最近は Auto-CAD ぐらいしか思いつきません。
　それも古い？

Transact-SQL / PL/SQL

　SQL が存在する間はお付き合いしそうです。
　マイクロソフトとオラクルはずっと使いたがりそう。。。

以上、こうやって見てみますと
主となる実行環境がブラウザである開発言語のシェアは
JavaScript 以外軒並み下がっています。
これは以下が理由と考えられます。

　・リッチアプリケーション化（低コストによる改修）
　・自社サービス、ホスティングサービスからクラウドサービスへ（保守等のランニングコストカット）

次に、クライアントサイド開発は堅調に推移することが予想されるため、
Java や C系言語が早々に廃れることは予想しにくいと思います。
ですので来年もこの２種の言語は安泰でしょう。

来年以降 Java や C系言語の牙城を崩す言語が登場するのでしょうか？
それとも、Lua や D といった新しい言語がシェアを伸ばすのでしょうか？

ただ、間違いなく言えることは　「エンジニアは大変」　ということです。。。