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アラダスのメンバーは一癖も二癖もある個性派揃い!
プロトタイピングで節約
プロトタイピングについて、予定分の最終回です。
今回はプロトタイイングで節約できるポイントを、私の主観たっぷりにご紹介します。
【1.動作説明の手間が減る】
たとえば、お客さんに静止画をご覧いただきながら
「リンクの部分はここで、クリックすると他のページへ移動して…」
みたいに説明を付け加える手間がなくなります。無駄な書類や説明メール・電話なども減らせて効率的です。
お客さんも、静止画を見ながら実際の動作に近いものを確認できるため
説明を聞いたり、静止画を見ながらどんなページ遷移になるのか想像する手間が省けます。
【2.サイトマップの手間が減る】
さくさくっとページ遷移確認用のプロトタイプを作ってしまえば
サイトマップの書類ベースでのやりとりが減り、時間と手間を節約できます。
動作説明と同様に、ウェブサイト制作をご依頼くださるお客さんはwebの専門家ではないので
これからできるサイトがどんな姿でどんな操作感になりそうかまで、サイトマップから想像するのは難しいのではないでしょうか。
「トップから目的のページまで2クリックで移動できる」
この説明を、サイトマップの樹系図で想像するのと、プロトタイプ上でリンクをクリックしながら確認するのとでは
お客さんが実感できる内容は全く違ってきます。
そういった点では、想像力を働かせながらサイトの構造を詰めていく労力も節約できてお得です。
【3.修正の手間が減る】
プロトタイプなしでwebサイトを構築している場合、ちょっとした修正にも間に細々とした手間がかかってしまいます。
プロトタイプ…というか、ここまできたらもうテストサイトみたいなもんですが、それをベースにお客さんとやりとりしていれば
本文の差し替えはHTMLソースを直接さわればすぐだし
画像化されていない部分の色ならCSSのカラーコードを書き換えるだけで全ページ分完了です。
テンプレートエンジンで共有パーツを管理していれば、グローバルナビゲーションの変更なんかも1箇所だけ。
すぐ変更できるだけでなく、お客さんもいち早くwebブラウザ上で変更結果を確認できます。
かけなくて良い手間をたくさんカットできれば、全体の制作時間も節約できて2倍お得!
新しいブラウザでは表現できることも大幅に補強されたので
画像やFlashで表現しなければいけなかったことも、CSSでまかなえるようになります。
非効率ポイントの一つ、「画像化された文字」もこの世から減らせるかもしれないし…
というわけで次回は
webな人達はCSSやHTML、ブラウザの進化で騒いでるけど、何がどう嬉しいのか!?
そのへんを書いてみます。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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もって鯉
仕事分担 Flash制作、その他。
血液型 B型
紹介文 見習いフラッシャー、コーダー、スクリプター、デザイナー。浅く広くやります。 やりたいことも、そうでもないことも一応やってみて、それなりに楽しんでます。 好物は、酒とプロ野球、BLACK★BLACKガム。
コメント まずは聞き込み…「もって鯉」これはどんな風なイントネーションで呼んだらいいですか?「もって-こい」?「もってこい」?