湖北長浜、街歩き＆幻の焼鯖そうめん｜大阪・東京

一気に冷え込んできました。
もうすぐ2021年も終わり。
少し気ぜわしい時期になって参りました。

みなさま、お元気でお過ごしですか。
アラダスの広報担当です。

この寒い中、
広報担当は諸用のため、滋賀県は長浜市に行って参りました。
長浜市は代表・荒川の出身地でもあります。
今回のブログでは長浜の街歩きをレポートします。

お昼頃にJR長浜駅に到着。
初めて気がついたのですが、JR長浜駅は北陸本線なのです。
いや、知らなかったです。てっきり東海道本線かと思っていましたよ。
長浜の先は北陸・金沢へと続いているのですね。

長浜駅の東には〈黒壁スクエア〉と呼ばれる観光エリアが広がっていますが、
諸用をすませ、まずは駅の西側へ。
長浜城や豊（ほう）公園のあるエリアへ行ってみました。

こちらはとても静かです。
ところで、長浜城は豊臣秀吉が初めて主となった城。
だから、公園にも〈豊〉という漢字が使われているのですね。
豊臣秀吉推しです。

その城を背景に広がる豊公園は数年前に整備され、噴水のまわりには手入れの行き届いた花壇もあります。
とてもすがすがしい公園です。
途中、散歩の女性が連れていた柴犬に声をかけたのですが、予想外に吠えられてしまい、思わず手を引っ込めてしまいました…。

歩いて数分のところに琵琶湖も見ることができ、長浜港もあります。
この長浜港から船で約30分の場所にあるのが竹生島（ちくぶしま）。
近年はパワースポットとして人気が高く、島内には琵琶湖を一望できる場所もあるそうです。
ぜひ行ってみたい島ですね！

駅の西側でしばし歴史に浸った後、東側へ移動。
こちらは、カフェや物販の店などのショップが集結した〈黒壁スクエア〉。
週末だったせいか、結構な人出でした。

中核となる施設が〈黒壁ガラス館〉です。
明治時代に建てられた銀行を修復した建物で、当時は黒漆喰の壁だったことから、黒壁銀行とも呼ばれていたとか。
ここ、…すごいです。
何がすごいかというと、圧倒的な商品の数。店舗スタッフの方に総点数を聞いておけば良かったです（後悔）。
とりあえず、ガラスでつくれそうなものは全部つくってみました感がすごい！
グラスを中心とした食器、ペンダントやイアリングなどのアクセサリー、
季節柄、サンタクロースやトナカイなどクリスマス系のミニチュア、
来年の干支、虎のミニチュア、
文具はガラスペンなど。

とにかく、めちゃくちゃ数が多いのです！
商品が店内の照明と反射して、きらきら光を放ち、店内はとても明るい雰囲気。
時間を忘れ、長居してしまいそうなスポットでした。

そして…
今回のミニ旅行の目的のひとつ、
「焼鯖（やきさば）そうめんを食べる！」を達成するため、
焼鯖そうめんの専門店〈翼果楼（よかろう）〉へ。
みなさま、焼鯖そうめんをご存じでしょうか。
甘辛く煮た焼鯖の煮汁でそうめんをゆでた長浜の郷土料理です。
いわゆる、そうめんの汁はありません。
煮汁を思い切り吸い込んだそうめんの上に、どんと焼鯖が乗っている。
しかも、この料理には通常、ご飯がつきます。
つまり、焼鯖そうめんは、おかずという位置付けなのです。
なかなか食欲が湧く郷土料理じゃありませんか。
ところが、店の前には既に7、８人の行列が！
気を取り直して、20分間ほど時間をつぶし、再び店を訪れると、
「前より行列が増えている！」
まあ、行列あるある現象ですね…。
泣く泣く焼鯖そうめんをあきらめ、帰途へつく広報担当。
そういうわけで、ブログのタイトルは〈幻の焼鯖そうめん〉なのです…。