外の空気が少しずつ冷たくなってきました。
ダウンジャケットやコートが手放せなくなりましたね。
みなさま、風邪などひいていませんか。
アラダスの広報担当です。
第1回目の広報ブログでは、アラダスのカレンダー制作の歴史をお伝えしました。
今回は、2022年のアラダスカレンダーのテーマについてお話ししようと思います。
この2年間、コロナという暗く重い雲が日本を覆っていました。
その中で、気づいたことがあります。
それは、あたりまえだと思っていたことが、あたりまえではなかったこと。
友だちや恋人と一緒に笑ったり、食事をしたりすることは、
安心で安全な環境があればこその行動だったということ。
旅行も、ライブやフェスに行くことも、舞台を観ることも…。
では、これからどうすれば良いのでしょうか。
今、この重苦しい空気の中から、少しずつ晴れ間が見え始めています。
これから、私たちができるのは、
身近な人にやさしくすること。
自分を助けてくれたり、元気をくれたり、やさしさや楽しさをくれた人。
友だちだけではなく、同じオフィスで働く同期入社の仲間や先輩、後輩。
そして、お客様や社外の協力会社さん。近所のカフェの店長やスタッフさん…。
あたりまえの幸せが実は得難いものだと気づいた今、
できるだけのやさしさと感謝の気持ちを今、近くにいる人に届けたいと思うのです。
その小さな思いやりが、めぐり、やさしい循環となり、
より良い社会をつくっていくことにつながれば…。
2022年のアラダスカレンダーのテーマは〈人と人がつくる、やさしい循環〉です。
物語の主人公はアラダスのキャラクター、アラダスちゃん。
では、ストーリーをお話ししますね。
アラダシティに住むアラダスちゃんは、街のみんなのために、木を使ったものづくりをしていました。
アラダスちゃんの作品は人気を呼び、街のみんなが欲しがるようになりました。
せっせ、せっせと木製品をつくるアラダスちゃん。
「困ったな。木が足りない」
アラダスちゃんは木を仕入れるために森に向かいました。
ところが、森は荒れ果てています。伐採が行き届かないため、木の成長が滞っているのです。そこで、アラダスちゃん、たくさんの木が必要となる、大きなテーブルをつくることにしました。
木を切って出来上がった大きなテーブルにアラダスちゃんのつくった木工製品を並べました。
木工製品はたちまち人気を呼び、お客様でにぎわう中、偶然うわさ話を聞きます。
「海で魚が大量にとれたらしいよ」
アラダシティのみんなに魚を届けたいと思い、海へ行くアラダスちゃん。
たくさん魚を届けたいと思うあまり、少しとりすぎてしまいました…。
「これは大変! 海の中に魚礁をつくって、魚を育てなければ」
魚礁とは、魚が繁殖し、生活する場所です。
魚礁をつくった甲斐があり、魚が増え始めたある秋の夜、アラダスちゃんは川をのぼっていく魚を目撃します。
それは鮭でした。
アラダスちゃんは、川をのぼり、鮭をつかまえる熊に出会います。山はいつの間にか、木が茂り、豊かな森が開けていました。
たくさんの山の恵みをいただき、アラダシティに帰るアラダスちゃん。
そして12月。
大木でつくられたクリスマスツリーのもとに、山の住人と海の住人が集まり、パーティーが開かれました。
アラダスちゃんの小さなやさしさが、海の魚を増やし、木を茂らせ、豊かな森をつくりました。
小さな行動が、めぐりめぐって、豊かな環境をつくる。
それは、人と人がつくる、やさしい循環でした。
2022年アラダスカレンダーには、今まで以上に、アラダスの「想い」を込めました。
毎年存在感が増しているアラダスちゃんもできることに黙々と取り組んでいます。
簡単な予定を書き込めるスペースも例年通り、つくっています。
当月以外に、先月と来月のミニカレンダーも今まで通り記載しています。
リモートワークのとき、パソコンのそばにちょこんと置いてください。
キッチンカウンターやリビングのテーブルに置いても邪魔にならないサイズ感です。
「使ってみたい!」と思われた方はぜひアラダスにご連絡くださいね。
もちろん、無料です!(←ここ、大切ね!)
なくなり次第、お渡し終了となります。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次は3回目…。
えっと、何かネタ探さなきゃ…。
みなさま、次回の更新お楽しみに!
〈広報担当〉