こんにちは!
アラダス東京・デザイナーのうみです。
暦の上ではもう秋になってますが、まだまだ暑い日が続きますね。
9月と言えば十五夜ですが、2020年の十五夜は10月1日だそうです。
9月のカレンダーでは月からうさぎちゃんが遊びに来ていますが、実際は10月なので、
ちょっぴりフライングしてしまったようです^^
アラリンピックでは、日本に昔からある「結び」に関連した物を使った競技が行われます。
日本古来から結ばれてきた想いや意味も伝えながら様々な競技を共に行い、みんなの気持ちも結ばれていきます。
アラダスブログでは1ヵ月に1回、アラリンピックで使用されている「結び」について詳しく解説していきます!
9月のカレンダー『菊結び×ボルタリング』
季節は十五夜。
満月の中、月に手が届くかなとクライミングの壁を登っていくアラダスちゃん。
月から、うさぎちゃんも遊びに来たみたい。
あれれ?アラダスちゃんが食べているのは、お月見団子ではなくっておむすびなの・・・?
菊結びの由来
クライミングの中に隠された結びは「菊結び」と呼ばれる結び方です。
結んだ形が菊の花に似ていることから「菊結び」と名付けられました。
菊が古くから延命長寿の花として、漢方の生薬や食用として利用されているように、菊結びにも「末永く生きる」という意味が込められた縁起の良い飾り結びです。
6枚の花びらが華やかな印象を与え、和装の髪飾りなどによく用いられています。
9月9日は、五節句のひとつ「重陽の節句」です。
菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」と呼ばれています。
9月は敬老の日もあり、ぴったりな結びです。
おまけのおむすび
秋と言えば、食欲の秋!
クライミングの下でアラダスちゃんが食べているもの・・・そう、おむすびです!
おむすびの語源には様々な説があり、神格化した山をかたどって三角形に、天地創造の造化三神のうちの二神「高御産巣日神(タカミムスビノカミ)」と「神産巣日神(カミムスビノカミ)」の「産巣日(または産霊)」ムスヒから名前を取り霊力を授かるという説や、農業の起源に関係しその神と言われる神産巣日神が稲に宿ると信じられたことから名前の由来になった、という説などもあります。
いづれにしましても、ムスヒという言葉の「ムス」には生み出す、「ヒ」には神霊という意味があるそうです。
名前にそのような神の力強さが込められている三角形のおむすびは、神様との「結び」の象徴かもしれませんね。
結びの言葉
菊結びには健康の願いが込められています。
皆さんも残暑に負けず、おむすびを食べて元気に過ごしてくださいね!
来月は『はちまき×野球』です。お楽しみに^^
カレンダーをご希望の方は、お気軽にご連絡ください!
無料でお送りさせていただきます。