こんにちは!
アラダス東京・デザイナーのうみです。
ついに4月!桜が綺麗な季節になりましたね!
まさに今満開ですが、コロナウイルスの影響でお花見は自粛となっていますので、
先週は家に桜の枝を買って、自宅でお花見ムードを味わいました。
東京オリンピックは残念ながら一年延期となりましたが、アラリンピックは現在開催中!
今月のアラリンピックは、桜が舞う綺麗な中での開催となります!
アラリンピックでは、日本に昔からある「結び」に関連した物を使った競技が行われます。
日本古来から結ばれてきた想いや意味も伝えながら様々な競技を共に行い、みんなの気持ちも結ばれていきます。
アラダスブログでは1ヵ月に1回、アラリンピックで使用されている「結び」について詳しく解説していきます!
4月のカレンダー『蝶々結び×マラソン』
4月は新生活の始まりの月。入学祝いに使われる蝶々結びをゴールテープに、アラダスちゃんがマラソン選手として駆け抜けます!
季節は桜。周りには桜並木が続き、沿道にはピーナッツちゃんたちが応援しています。
蝶々結びの意味
カレンダーのアラダスちゃんが走っている道とゴールテープ、みなさん何で作られたかお気づきですか?
そう、こちらはお祝い事の際に使われる「ご祝儀袋」で作られています。
水引の結び方には、それぞれに意味が込められています。
蝶々結びは何度でも結びなおす事ができるので「何度あっても嬉しい出来事」という意味があり、出産や進学などのお祝い事に使われますが、婚礼関係では離婚など「離れ」てしまう事が想像できてしまうため使用してはいけません。
また、結び方だけではなく紐の色でも使い分けます。
- 赤白・・・婚礼以外のお祝い事全般に使います。
- 金銀・・・神事での祈祷の際に使用されます。
ご祝儀袋の歴史
お祝い事にお金を包む「ご祝儀袋」は、日本独自の文化です。
日本では古来より、人はいろいろな意味において汚れているとされています。神社にお参りする前に、口と手を清めるのもそのためです。このことからも、贈りものを直接手で持つことが、その人の汚れをそれに移してしまうことになると考えられていました。
そのため、御祝の品はできるだけ清らかなものを選び、それを真っ白の紙で包み水引を結ぶことによって、中の品は清浄なもであるという意味を込めているのです。
(中に入れるお金が新札なのも、できるだけ清らかなものを選ぶところからきているんですね。)
また、「ご祝儀」は、お祝い事をお互いに支えあい、喜びあうという意味を持っています。
結びの言葉
今では、デザイン性の高いご祝儀袋が数多く販売されています。
しかし、複雑な結び方で構成された凝ったデザインでも、きちんと意味を持った結びで形作られています。
伝統的な意味をきちんと継承して、現在も受け継がれているデザインのひとつではないかなと思います。
来月は『松結び×釣り』です。お楽しみに^^
カレンダーをご希望の方は、お気軽にご連絡ください!
無料でお送りさせていただきます。