とある昼下がり
心地いい秋の風を感じながら、やることといえば・・・
VR体験ですよねっ!
こんにちは!新米デザイナーのうみです!
最近、「ダンベル何キロ持てる?」というアニメに触発されて、
近所のスポーツセンターのトレーニング室で筋肉を収縮させる週末を過ごしていますが、
朝起きたら肩を故障してしまい、打ちひしがれている今日この頃。
秋といえば食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と様々ですが
そんな中私が今回体験したのはこちら!
VRの秋!
アラダス東京は、青山学院大学のすぐ近くにあります。
青山学院大学は、食堂やラウンジが一般開放されているので、
お昼はいつも、お弁当を持って心地よい風を受けながら、外でお昼を食べたりしています。
いつも通り、看守さんのいる門を通り、
今は銀杏の香りが漂うイチョウの並木道に差し掛かったところで
ん・・・?
いつもと違う光景が、私たち(相棒:デザイナーまっす)の目の前に広がっていました。
な、、、なんや、これは・・・?
まるでアトラクションのような椅子が設置されたトラックが
どかーんと広場を占領していたのです。
思わず足を止めて眺めていると、
「日本で唯一!VRで災害を体験できまーす!ここでしか体験できませーん!」
え・・・
ほんまに?
そんな事言われたら、体験してみないわけには行きません。
並んでいる間にVR防災体験車についての説明をいただきました。
最新のバーチャルリアリティ技術を活用した“これまでにない臨場感あふれる防災訓練”を「お届けする」専用の大型車両です。
360°の立体映像と揺れ・風圧・熱などの演出による、地震・火災・風水害の疑似体験をして、
いざという時のために、命を守る力を身につけましょう!
なるほど。
最近では日本も自然災害が増えてきているので、他人事では決してなく、リアルに体験していただくことで
防災に関する意識を高めてもらおうという東京消防庁の取り組みのようです。
乗車の注意事項もありますので、しっかりと読みます。
どの項目も全然問題ありませんでしたが
乗り物に酔いやすい方。
という一文に一抹の不安を感じながらも乗車。
※撮影:まっす
シャキーーーーン
VRのゴーグルを装着して準備完了。
「かなり揺れるので、横の手すり肘置きをしっかり握ってくださいね〜 」
と言われた後、いざ体験スタート!
今回体験したのは、地震編。
場所は家の中。ダイニングにいると、すぐに大きな地震が起こり、ダイニングテーブルの下に逃げ込みます。
揺れがおさまってからあたりを見回すと、食器棚、食器、テレビや小物が全部一面に散乱。
窓ガラスは粉々に崩れています。
その後2回目の大きな地震。立っているのもやっとの状態。
その時の体験の様子がこちら↓
※撮影:まっす
揺れの大きさがわかる見事なブレっぷり。
その揺れが収まったと思ったら、緊急避難速報が流れます。
え?!まだ続くの?!
と、家から脱出しようとしますが、ドアの前に何かが引っかかって扉が開きません。
しかし、容赦無く地震は襲ってきます。
そのため、再びダイニングテーブルの下に滑り込みますが、いきなり大きな揺れと音で
辺りは真っ暗になります。
なんと、天井が落ちてきてしまったのです!!
何も見えない真っ暗な状態の中、
外からかすかに声が聞こえ、救助されるというストーリーでした。
体験した後の感想としては
ダイニングテーブル最強やな!!!
というのが一番初めにふっと頭に浮かびました。
私も、家の中の家具を思い出して、隠れるならダイニングテーブルにしようと思いました。
実際に、災害が起きた時に、自分の身を守る場所を確保するというのはとても難しい事です。
大きな揺れが起きて周りの物が散乱し、歩くことも難しい状況の中で、
咄嗟に机の下に入って身を守る、その判断をパニックを起こしている中できるのかどうか。
私自身、幼少期に阪神淡路大震災の経験者です。
まだ幼稚園くらいの年齢でしたが、家の食器がパリンパリンと割れていき
天井にヒビが入り、横にあった祖母の家の屋根の瓦は見事に全て落ちたのを覚えています。
そんな中、(おぼろげですが)家族全員で立ちすくむことしかできませんでした。
地球温暖化が進み、日本はどんどん熱帯化して災害が増えるそうです。
最近の台風の発生回数や、被害の大きさが物語っているとテレビで報道されていました。
私たちも、自分の身は自分で守れるように、
日頃から防災への意識を常に持っていなければいけないなと思いました。
そして、いざという時の為に
トレーニングで筋肉を
鍛えておこうと思います!!!!
最後に・・・
今回体験したVR防災体験車は、
東京消防庁本所 防災館
で体験できるそうです。
ぜひ、他人事ではなく自分ごととして、防災意識を持っていただきたいなと思います。
そして、体験の際には食後はオススメしません。
かなりの振動によって、私の胃はひっくり返りそうになりました。