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広報ブログ

2024.5.31

すぐに役立つヒントが満載!社員インタビューのコツ

企業にとって5月は、4月に入社した社員のみなさんが仕事に慣れ始めた頃ですよね。
組織の規模に関わらず、社内のコミュニケーションはとても大切。
ここ最近はコミュニケーションツールの一環としてweb社内報も登場しているようです。
web社内報は各拠点や部署の最新情報を共有するためにも有効。コンテンツを充実させることで社員間の交流や認識もぐっと深まります。
そこで今月は総務や広報のご担当者に向け、web社内報のコンテンツのひとつ、社員インタビューを行うときに役立つコツをライターがお話しします。
うまくコツをつかみ、ぜひ楽しい記事をつくって下さいね!

1)目的を決める

インタビューを行う前にまずあきらかにしておきたいのが「目的」です。目的を設定することで質問の内容も変わりますので、目的を決めておくことをお勧めします。
たとえば、「全国に拠点を展開しているため、各拠点の仕事内容や社員の働き方を全社員で共有したい」「ベテラン社員の社歴を紹介することで、社内でキャリアアップの意識を高めたい」など。目的を決めることで人選が適切になりますし、質問内容も絞られ、深みが出ます。社員数が少なくても、目的やテーマを変えると同じ社員が複数回登場しても十分読み応えのあるものになります。

2)事前の質問事項は、細かく内容を決めすぎない

インタビューを依頼する社員や日時などが決まったら、実施日の数日前には質問内容を対象者に知らせておきます。ぶっつけ本番も良いですが、インタビューを受けることに慣れている人や、よく知っている人同士でなければ、やはり事前に伝えておいた方が精度の高いインタビューになるでしょう。
質問内容を考えるときのポイントは「細かく内容を決めすぎない」ことです。インタビューの目的や聞きたいことの大枠を伝えるくらいにとどめておいた方がうまく行きます。なぜなら、細かく設定をし過ぎると、質問に応えるのが目的になってしまう恐れがあるからです。そうなると、インタビューに広がりも深みも出てこなくなり、一問一答で終わってしまいます。うまく「雑談」に持って行くためにも、質問は決めすぎないようにしましょう。

3)インタビュー前の心得。相手に興味を持とう

同期入社や新人時代の先輩、部署と名前しか知らない先輩社員など、社員インタビューに登場する対象者はさまざま。「同期入社の社員は気心も知れているし、プライベートで遊んだこともあるけれど、この拠点の先輩社員はあまりよく知らない。うまくインタビューができるだろうか」という不安もありますよね。
どのインタビューにおいても共通するのは「相手に興味を持つこと」。入社年や入社後の部署異動、関わったプロジェクトなど、わかる範囲で相手のことを調べてみましょう。案外、共通点を見つけられることもあります。
まずは興味を持って臨むことがインタビューを円滑に進める第一歩です。

4)会話が脱線しても気にしない

うまくインタビューを行おうとするあまり、質問内容に沿うことを重視し過ぎる必要はありません。たとえば、仕事内容についての質問がいつの間にか趣味の話になることもありますよね。この場合ももとの話題にもどそうとせずに、まずは相手の話をじっくり聞きましょう。
趣味の話だと思っていたら、実は仕事内容につながっていることもあります。欲しい答えを得ることを重視し過ぎないように、話したいことを話してもらうというスタンスで良いのでは。インタビューが終わる頃に、聞き漏らした質問をまとめて聞いてみるのも良いですね。
インタビューの終盤になると、会話や雰囲気もあたたまっているため、始めた頃よりも詳しい情報を聞ける場合があります。

5)インタビュー後の原稿は必ず相手に確認してもらおう

インタビューを終え、原稿を書いた後は対象者に必ず見てもらいましょう。意図する内容が正しく反映されているのかを確認するためもありますが、人の質問にていねいに応えるのは案外パワーを使うもの。時間を割いて話をしてくれたことに関する感謝の気持ちを伝えるためにも、出来上がった原稿は部署内で確認をするだけではなく、答えてくれた社員のかたに見てもらいましょう。
原稿はインタビューを行うことで得た情報に対する返事のようなもの。互いに消化不良にならないためにも出来上がった原稿は必ず相手に確認を。
インタビューをきっかけに交流が始まったり、次のインタビュー対象者を紹介してもらったり。社内のネットワークを紡いでいくきっかけになることもあります。

いかがでしたか。
今回は社員同士で行うインタビューのコツについて、ノウハウの一部をお伝えしました。今後もライターの視点からさまざまな場面で使えるノウハウをお伝えしていこうと思いますので、お楽しみに!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


連休が終わり、日常がもどってきた5月。
時間をうまく使うことができたり、なんとなく充実した一日が過ごせた日はシールを貼ってみました。


人の話を聞くことで、その人の個性や大切にしていることなどを知ることができます。
あまり難しく考えないで、インタビューの時間を楽しむつもりで取り組んで下さい。

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