こんにちは。ことねです。
梅雨が始まった途端、じめじめと蒸し暑くなりましたね。
早く梅雨明けしてほしい〜と思いながら、毎日過ごしております。
さて、皆さんは展覧会に行くことは好きですか?
私はとても好きで、タイポグラフィーやプロダクト、工芸など…
ジャンル問わず、少しでも興味があれば観に行きます!
最近は、大阪にある「graf」で開催された「MATERIAL ECHO」という企画展に行きました。
自然素材との新しい向き合い方を探り従来のものづくりを見直す試みをテーマにした内容です。
今回はそこで感じたことをお話したいと思います!
自然素材との向き合い方を考える展覧会
こちらはサイドテーブルのようですが、板が薄い…
どういった力の作用でバランスを保っているのだろう?!とワクワクします笑。
テーブルというと「天板があってその重心を支えるようにして柱がついている構造」や
「天板は分厚く、柱は細い」という固定観念がありました。
しかしこの作品を見ると、こんな発想もあるんだと
新たな気づきとなり、私の当たり前が塗り替えられました!
また、柱さえもオブジェクトとして存在するアート性が美しいことや
よく見てみると、緩やかに婉曲する木の自然さをそのまま活用しているのかな…?とか
たくさんの発見がありました。
捨てるような木材でも見方を少し変えただけで、こんなに素敵なものができるなんて!
とてもインスピレーションが湧いてくる作品です。
こちらは椅子なのか、その正体は今も分かっていないのですが、
とにかく美しい木目と緑のリボンが特徴的です。
なぜリボンなんだろうと疑問に思ったので木の特性を調べたのですが、
木には表面部分の「外樹皮」と内側部分の「内樹皮」に分かれており
外樹皮は外界から保護するためにあるのだそう。
この部分がないと菌が繁殖して腐ってしまう原因にもなるらしいです。
つまり、外樹皮が剥がれないようにリボンで覆っているのかな…?と
単純ですがそう思いました笑。
毎日あたり前に使っている家具は
外樹皮がないとできないんだ…と木のありがたさを感じますね!
こちらは展覧会のポストカード。
展覧会によってはポストカードやフライヤーが無料で置いてあるので、つい手にしてしまいます。
とても素敵なグラフィックで、デザインの参考になります!
おわりに
快適な生活を求める中で、機能性や見た目で選びがちな家具ですが、
その視点をちょっと変えてくれるような…
新たな発見に出会えるきっかけを与えてくれるような展覧会でした。
これからも色んな展覧会へ足を運び、新たな視点を増やしていきたいです。
そして、発想力という観点で仕事にも活かしたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう〜