すっかり冬らしい季節になり、2022年もあと少し。
皆さま、いかがお過ごしですか。
最近、カタカナの言葉をよく見るようになったなあと、思っています。
仕事柄、基本的なビジネス用語は知っているつもりですが、
「なに、これ」
という言葉に出会うことが多くなりました。
たとえば、
つい最近まで「コスパが良い・悪い」という言葉が流行っていたと思うのですが、
今はコスパではなく、タイパ。
コストが良いという意味のコスパに対して、
タイパは費やす時間に対する満足度を示します。
特に20代を中心としたZ世代と呼ばれるみなさんに浸透している概念のようです。
短い時間でいかに効率の良さやお得感を得られるかということですね。
動画配信サイトのながら見や倍速再生などもタイパの良さに通じるようです。
私は、世の中には映画を倍速で見る人がいると聞いて、驚いたことがあります。
映画が好きですので、映画館に足を運ぶタイプなのですが、
映画のDVDを倍速で鑑賞して、ストーリーがわかるのだろうか。
それ以上に、映画の良さは画面に散りばめられたディティールの良さにあるのに…。
俳優の表情や言葉、景色や音楽など、じっくり見ることで伝わってくる
空気感や情感が、その映画の良さに通じるのに…。
う〜ん。
やはり映画は映画館で観たいし、自宅でDVD鑑賞するとしても、
ゆっくりお茶でも飲みながら、味わいたいなあ。
デフォルトモードネットワーク
そんな私が今回興味を持ったのは、
デフォルトモードネットワーク
…という言葉です。
「デフォルト」という言葉は、仕事の場でよく使われていますが、ビジネス用語としてだけではなく、日常の会話でも良く聞きますよね。
デフォルトという言葉自体の意味は広く、金融用語でもあります。
けれども、一般では初期設定や標準仕様という意味で使われます。
デフォルトモードネットワークとは、
何かに集中していないときの時間に活性化している神経回路を指します。
たとえば、スマホもテレビも見ず、ソファに座ってぼうっとしている時間。
これが何も考えていない時間のように見えて、実は脳が働いているということです。
みなさんは、ぼうっとしているときに、ふと何か大切なことを思い出したり、アイデアがひらめいたりすることがありませんか。
このとき、デフォルトモードネットワークが働いているのです。
私は今朝、こんなことがありました。
昨夜納品した原稿を、ゆっくりと起きた瞬間、加筆しておきたい内容を突然、思い出したのです。
原稿のことは全く考えていなかったし、むしろ今日一日の予定を考えていたのですが、
これもデフォルトモードネットワークが活性化しているのかもしれません。
このデフォルトモードネットワークの良い点は、
これまでの記憶や情報の整理ができたり、抽象的なものの考え方ができたりすること。
悪い点は、過度に活性化されると、脳が疲労してしまうということなのですね。
このデフォルトモードネットワークはいろいろな視点で研究されているので、
奥深そうです。
これを探求していくと、脳科学の領域に入るのですが、
そこまで考えなくても、
集中していない時間も脳は動いている。
煮詰まったら、ちょっと休憩。
あまり考え過ぎない。
などの考え方で良いのではないでしょうか。
どんどん新しい言葉が出てくる近年、
調べてみるのもおもしろいですね。
来年はそんな言葉についてのブログ記事も増やしていこうと思います!
そして…
2023年のアラダスカレンダー、
おかげさまでお取引様から好評をいただいております。
社長の荒川をはじめ、制作を担当したデザイナーも喜んでおります。
アラダスはwebの制作はもちろん、紙媒体のデザインも得意です。
企画・デザインから印刷まで、一貫して手がけていますので、
ご要望がありましたら、ぜひご相談下さい♪
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
今年も登場した我が家のサンタ。木の質感にいやされます。
高さ9センチほどのスノードーム。クリスマスムードが高まります!
大阪オフィスのエントランスに置かれたクリスマスツリー。今年もあと少し。
みなさま、メリークリスマス♪