頰を撫でる空気が少しあたたかく感じられるようになった最近、
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
広報担当です。
春とは関係ないのですが、
ここ最近、考えていることがあります。
それは、デジタルとアナログについて。
最近のビジネスにおけるコミュニケーションの取り方は、
メールやチャットが主流になってきているなあと思います。
アラダス社内においてもデジタルツールを使った情報共有は
日常的に行っていますが、
対面で相手の顔や目を見て話すリアルなミーティングも多くあります。
まずは、アラダスの仕事環境について、お話しますね。
大阪オフィスには、
デザイナーやエンジニアが仕事をしているフロアのほか、
10名規模の会議を開けるミーティングルームと、リラックスコーナーがあります。
このリラックスコーナーは、スタッフがお弁当を食べたり、休憩したり、
ブレイクタイム用にと、自由に使っています。
私はこの広すぎず、狭すぎないオフィス空間が結構気に入っていて、
お互いの顔が見え、会話が邪魔にならない程度に耳に入るのは良いなあと思っています。
では、デジタルとアナログにおけるコミュニケーションのメリットについて考えてみます。
デジタルで会話をするメリット
- 電話と比べた場合、相手の時間を邪魔しない
- 自分の都合の良いときに内容を閲覧でき、返信ができる
- 文章で発信するので、文章作成スキルが磨かれる
アナログで会話をするメリット
- 相手の表情を見て話すことで、親しみが湧く
- 文章で伝えづらいことも、伝えやすい場合がある
- 話題が広がり、思いもかけない情報が入手できる
以上、あくまでも私見ですが、
こんなところでしょうか。
もっとたくさんありそうな気がします。
デジタルとアナログ、どちらも利点があり、使い分けが大切だということですね。
私はビジネスでチャットの文章を書くとき、相手に必要以上に厳しく受け取られていないか、結構気にするのですが、
それでも、「あんなこと書いて、冷たいとか思われなかったかなあ」
と、たまに後悔してしまいます。
対面での会話はそんな気遣いはあまりしていないように思います。
おそらく、表情を見ながら話をすれば、真意や温度感が伝わるだろうという気持ちがあるからです。
こうして考えてみると、アナログって、大切ですね。
ITに強いウェブ制作会社のアラダスですが、アナログの重要性も知っていますし、
日々の仕事の進め方やお客様への対応などにおいても「話す」ことを大切にしています。
アナログ特有の会話の進め方や関西らしいツッコミもありますものね。
そして、これらの会話が人間関係の潤滑油になることもあります。
ちなみに、アラダスのオフィス内でよく聞く言葉は、
「ありがとう」
なのです。
メンバーのちょっとした気遣いや仕事ぶりに対して、お互いにごく自然に発している言葉です。
いい言葉ですよね。
最近、しみじみ、この言葉のあたたかさを感じています。
デジタルで書かれていても、もちろんうれしいのですが、
自分に向けて発せられた肉声の「ありがとう」は、とてもうれしい。
「ありがとう」を素直に言える人間になりたいな。
そんなことを思っている春の日。
ここで、今日のブログに掲載している写真のお話を。
みなさま、オフィスのエントランスに置かれているオブジェの写真を見てください。
アラダスちゃんをイメージさせるシルエットの中に、信楽焼のたぬきが混じっています!
たぬきは「他を抜く」「太っ腹」などの言葉につながるという理由から、縁起物。
商売繁盛を願い、店先に置くのが通常のようです。
信楽焼のふるさと、滋賀出身の荒川ですが、このたぬきはアラダスを立ち上げたとき、荒川の母から贈られたものだそう。
アラダス設立以来、オフィスの移転も経て17年間、堂々と鎮座。
娘の会社がうまく行きますように、多くの人に恵まれますように。
そんな思いが詰まったたぬきなんですね。
このときの荒川の母の思いを想像し、ちょっと胸が熱くなりました。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
オフィスに入ると、こちらのオブジェたちがお出迎え。信楽焼のたぬきの存在感が目を引きます。
打ち合わせやお客様との商談などに使われるミーティングルーム。
簡単な図版やフローを書くときにホワイトボードは便利。
エントランスの左には休憩に使っているコーナーが。常にきれいに保たれています。