「犬」の大きな独り言のはじまりです。
春の夜
2008.04.08 Tue
昨夜。中崎町にあるデザイン事務所に仕事の打ち合わせで行った。
仕事の打ち合わせが終わったのが8時半くらい。
デザイナーのトキオカが事務所の外にガスコンロを出して、ベーコンとマッシュルームを炒めてくれた。
私はビールを買いに行った。
とても暖かい夜だ。
近所の立ち飲み屋でビールを買う。
古ぼけた場末の立ち飲み屋に、不釣り合いな若者が数人いた。それを横目にビールを買って、事務所に戻る。
事務所のすぐ横にマグノリアの巨木がある。
5月に、白く巨大でグロテスクな花が咲く。
この木にまつわるエピソード。
昔、この場所に旅館があった。
そこの旦那が、何をやったのかは知らないが刑務所に入れられたらしい。
帰りを待つ女将が、寂しさを紛らわすためにこれを植えた。
嘘か本当かは知らない。だが都会に不釣り合いな巨木は、とても孤独な感じがする。
2人でビールで乾杯すると、空腹だったのですぐに酔いが回った。
先ほどの立ち飲み屋の話をすると
「最近、中崎町に若い人増えたのよねえ。立ち飲み屋さんは近所のお父さんとかサラリーマンの憩いの場なのに。オシャレなバーならいくらでもあるから、若い人はそっち行ったらいいのよ」
とトキオカが嘆いていた。
「犬」の大きな独り言はここまで!